「来週のウェビナーの録画を、なるべく早く公開したい」「でも、頼んだら何日で届くのか、自分はどれくらい手を取られるのか分からない」。編集を外に頼むと決めたあと、多くのご担当者さまが気にされるのは、この2つです。
日数が分からないと、公開日も、上司への報告の予定も立てられません。この記事では、映作堂が実際に進めている順番どおりに、何日目に何が届くかと担当者さまがすることを並べました。
ウェビナー録画の編集を依頼してから届くまで
- お申し込みヒアリングシート5分
- 録画を渡す共有フォルダのリンク
- 初稿が届くお受け取りから7営業日
- 確認と修正ご指示から3営業日
- 納品共有フォルダにお届け
社内で公開へ
ウェビナー録画の編集は、依頼から初稿まで7営業日
ウェビナー録画の編集を外注するときの納期は、依頼先や作業の中身によって変わります。映作堂では、日数を次のように決めています。
- 初稿: 録画をお受け取りしてから7営業日でお届けします
- 修正: 修正のご指示をお受けしてから3営業日で直します
- ご連絡: 「受け取りました」「初稿ができました」「納品します」の3回、必ずこちらからお送りします
- ご質問へのお返事: 平日1営業日以内にお送りします
ここで大事なのは、日数の長さそのものよりも、「何日目に、何が届くか」が先に分かっていることです。初稿の日が決まっていれば、社内で確認する人の予定を先に押さえられますし、公開日から逆算して「いつまでに録画を渡せばよいか」も決められます。
ほかの依頼先に頼む場合も、見積もりのときに「初稿は何日目か」「修正は何日か」「日数は営業日で数えるか」の3つを聞いておくと安心です。料金の決まり方は、動画編集の依頼相場:1本の値段が変わる6つの条件と、見積もりの頼み方にまとめています。
納期を過ぎてしまった場合のお約束も、進め方と品質のルールに書いています。
出典: 映作堂「進め方と品質のルール」(納期・ご連絡のタイミング) https://eisakudo.jp/flow/
頼む前の準備は「ヒアリングシート」と「録画のリンク」だけ
依頼の前に、担当者さまに用意していただくものは2つです。打ち合わせ(通話や訪問)はせず、文字のやりとりで進めます。
ヒアリングシート(10問・約5分)
お申し込みをいただくと、1営業日以内に、お見積もりとヒアリングシートのご案内をお送りします。最初の質問は「今、一番お困りのことは何ですか?」です。続けて、使う場所、ロゴや色、表記のルール、出してはいけない内容をうかがいます。
うかがった内容と録画をもとに、映作堂がお客さま専用の用語集(社名・製品名・専門用語の正しい書き方の一覧)を作ります。社内に表記のルールがあれば、それをもとにします。
録画のリンク
録画は、ふだんお使いの共有フォルダ(Google ドライブ・Box・OneDrive など)のリンクでお知らせください。録画のファイルは大きいので、メールに添付するより、リンクのほうが確実です。見るだけの権限にするか、期限をつけるかといった渡し方の決め方は、動画編集を依頼する前に決める5つのこと(データの扱い)で詳しく書いています。
録画を渡す前に、次の5つだけ確かめておくと、あとのやりとりが少なくなります。
- ヒアリングシートを送った(出してはいけない内容も書いた)
- 共有フォルダのリンクを、依頼先が開ける設定にした
- 録画は最後まで入っている(途中で切れていない)
- スライドの資料など、一緒に渡すものも同じフォルダに入れた
- 公開したい日と、社内で確認する人を決めた
ウェビナー録画の編集の流れ:日ごとの工程表
お申し込みから納品までを、日ごとに並べたのが図2です。それぞれの段階に、担当者さまがすることを書きました。「待つだけ」の日が多いのが分かると思います。
- お申し込み1営業日以内に、お見積もりとヒアリングシートのご案内が届く担当者さまの出番①: フォームの入力(約1分)、お見積もりの確認、ヒアリングシート(10問・約5分)
- 0日目 録画のお受け取り映作堂から「受け取りました」のご連絡担当者さまの出番②: 共有フォルダのリンクを送る
- 1〜6営業日目 編集カット・字幕・用語集との照らし合わせ・納品前の確認担当者さまがすること: 待つだけ(映作堂から質問が届いたときだけ、お返事を)
- 7営業日目 初稿のお届け「初稿ができました」のご連絡と、「ここだけ見てください」の確認メモ担当者さまの出番③: 社内で見て、番号と「OK」、直してほしい所を文字で返す
- 修正のご指示から3営業日 修正いただいた指示のとおりに直す(直す所がなければ、そのまま納品へ進みます)担当者さまがすること: 待つだけ
- 納品「納品します」のご連絡。使い方のひとことアドバイス(3〜5行)と、更新した用語集を添える担当者さまの出番④: 共有フォルダから受け取って、公開する
担当者さまに手を動かしていただくのは、①お申し込み(お見積もりの確認とヒアリングシート)、②録画のリンク、③初稿の確認、④納品の受け取りの4回です。このうち、少しまとまった時間が必要なのは③の確認だけです。
編集のあいだ(1〜6営業日目)は、基本的に待っていただくだけです。録画の中で意味が分かりにくい所や、表記に迷う所があったときだけ、映作堂から文字でおうかがいします。担当者さまからのご質問には、平日1営業日以内にお返事します。
日数の数え方と、公開日からの逆算
「7営業日」と聞いても、何曜日に届くのかはすぐには分かりにくいものです。祝日をはさまない週で、月曜日の午前に録画を渡した場合の例が図3です。
- 月曜録画のリンクを渡す
- 翌週の水曜初稿が届く(7営業日目)
- その週の金曜社内で確認して、17時までに返す(例: 2営業日)
- 次の水曜修正版の納品(3営業日目)
日数の数え方(くわしく)
- 録画をお受け取りした日の翌営業日を1日目として数えます
- 17時を過ぎてお受け取りした場合は、翌営業日のお受け取りとします
- 営業日は、土日祝日と年末年始(12月29日〜1月3日)を除く日です
- 素材の差し替えや、映作堂からの確認へのお返事をお待ちした日数の分は、納期を延ばします(その場合は、延ばす日数をその都度お知らせします)
この例では、月曜日に渡した録画が、16日後の水曜日に修正版として届きます。日数のうち、担当者さまが動かせるのは「社内の確認」の部分だけです。確認する人の予定を、初稿が届く日に合わせて先に押さえておくと、そのぶん早く公開できます。
公開日が決まっているときは、そこから逆に数えてください。上の例の日数に、社内で公開の準備をする日を足すと、公開したい日のおよそ3週間前に録画を渡せると余裕があります(例の数字です。祝日や社内の確認の日数で変わります)。公開日が決まっている場合は、お申し込みのときにお知らせください。
初稿の確認は「ここだけ見てください」メモから
60分のウェビナー録画を、最初から最後まで細かく見直すのは大変です。そこで映作堂では、初稿と一緒に、まず見ていただきたい所を再生時間つきで最大5つお知らせします。意味が変わらないよう整えた所、初めて出てきた言葉、出してはいけない内容の処理などです。
- 見てほしい所
- はじまりの部分
- 映作堂がしたこと
- 開始前の待ち時間と、音声の確認のやりとりを切りました
- 見てほしい所
- スライドの数字
- 映作堂がしたこと
- 話した数字とスライドの数字が違うため、字幕はスライドに合わせました。正しい方をお知らせください
- 見てほしい所
- 質疑応答
- 映作堂がしたこと
- ヒアリングシートのご指定どおり、質問した方のお名前を字幕に出していません
メモの所を見ていただいたら、お返事は番号と「OK」だけでも大丈夫です。直してほしい所があるときは、再生時間を添えて、文字でお知らせください。「なんとなく違う」ではなく「12:40の数字は○○が正しい」のように書いていただくと、1回の修正で直せます。
ウェビナーの録画ならではの確認として、質問した方のお名前や、画面に映った社外秘の資料が残っていないかも、このときに見ておくと安心です。映りやすい所は、動画編集を依頼する前に決める5つのこと(出してはいけないもの)の図で紹介しています。
社内で複数の方が見る場合は、意見を担当者さまが1つにまとめてから返していただくと、修正の回数を使いすぎずにすみます。そのまま使えるお返事のひな形を置いておきます。
初稿へのお返事のひな形
件名: 初稿の確認(【動画の名前】) 【依頼先のお名前】さま 初稿をありがとうございます。社内で確認しました。 ■ 確認メモへのお返事 1. OK 2. 【OK/12:40 の数字は「〇〇」が正しいです】 3. OK ■ 直してほしい所 ・【再生時間】【直してほしい所】→【どうなってほしいか】 ・【再生時間】【直してほしい所】→【どうなってほしいか】 ■ そのほか ・公開は【〇月〇日】の予定です。 ・社内の確認は【お名前】がまとめています。 よろしくお願いいたします。
修正の回数と、回数に数えない直し
修正の回数は、映作堂では次のように決めています。
- お試しは修正1回まで、月額のご契約は1本につき2回までです
- 字幕の誤字など、映作堂の間違いの修正は回数に数えません
- 一度ご指摘いただいた表記は用語集に記録し、次の納品から反映します。同じご指摘をもう一度いただいた場合は、映作堂の間違いとして数えません
- 構成を大きく変える修正は、別の1本としてご相談させてください
修正を1回で終わらせるコツ
修正の回数を使い切ってしまう原因の多くは、社内の意見が1回目と2回目で分かれて届くことです。初稿が届いたら、確認する人全員の意見を担当者さまが1つの一覧にまとめ、まとめて1回で返すのがおすすめです。
納品の流れと、2本目から変わること
修正が終わったら(初稿で直す所がなければ、そのまま)、「納品します」のご連絡とあわせて、共有フォルダにお届けします。納品のときには、次の2つを添えます。
使い方のひとことアドバイス(3〜5行)
できた動画をどこに置くと見てもらいやすいか、などを短くお伝えします。たとえばYouTubeに公開する場合、説明欄にチャプター(目次)を書くと、見る人が知りたい所へ飛べるようになります。チャプターは、最初を 00:00 にして、3つ以上を時間の順に並べ、1つの章を10秒以上にする決まりがあります。
出典: YouTube ヘルプ「動画にチャプターを追加する」 https://support.google.com/youtube/answer/9884579?hl=ja
更新した用語集
録画の中で新しく出てきた言葉は、用語集に足してお知らせします。2本目からは、この用語集をもとに字幕を整えるので、1本目でお伝えいただいた表記の直しを、もう一度お願いしなくてすむ仕組みです。担当者さまが変わっても、同じ書き方でお届けできます。
ウェビナーの前後の作業(告知や当日の配信など)のうち、どこまでを外に出すかを整理したい場合は、ウェビナーの外注はどこまで出す?集客・当日・録画の後に分ける作業20個の分担表も参考にしてください。
まとめ
ウェビナー録画の編集を依頼してから届くまでの流れを、もう一度まとめます。
- 映作堂の場合、初稿は録画のお受け取りから7営業日、修正はご指示から3営業日
- 担当者さまの出番は、お申し込み(見積もりの確認・ヒアリングシート)・録画のリンク・初稿の確認・納品の受け取りの4回
- 日数は翌営業日から数え、17時を過ぎたら翌営業日の受け取り。土日祝日と年末年始は数えない
- 公開日は「初稿+社内の確認+修正」の足し算。社内の確認の日数を先に決めておく
- 初稿の確認は、確認メモの所から。お返事は番号と「OK」、直す所は再生時間と文字で
どこに頼む場合でも、「何日目に何が届くか」と「自分の出番はいつか」を先に聞いておくと、公開までの予定を落ち着いて立てられます。
よくある質問
急ぎで、もっと早く届けてもらうことはできますか?
初稿は、録画のお受け取りから7営業日でお届けしています。公開日が決まっている場合は、図3のように公開日から逆に数えて、早めに録画をお渡しください(公開日は、お申し込みのときにお知らせください)。
録画のファイルが大きくて送れません。どう渡せばよいですか?
ふだんお使いの共有フォルダ(Google ドライブ・Box・OneDrive など)にファイルを置き、そのリンクをお知らせください。メールへの添付は必要ありません。
社内の確認に時間がかかったら、納期はどうなりますか?
修正は「ご指示をお受けしてから3営業日」なので、確認にかかった日数の分だけ、納品の日も後ろにずれます。また、編集の途中で映作堂からおうかがいした内容へのお返事を待った日数の分は、初稿の納期を延ばします。その場合は、延ばす日数をその都度お知らせします。
修正は何回までできますか? 回数を超えたらどうなりますか?
お試しは修正1回まで、月額のご契約は1本につき2回までです。映作堂の間違いの修正や、用語集に記録した表記の再度のご指摘は、回数に数えません。構成を大きく変える修正は、別の1本としてご相談させてください。
映作堂について
映作堂は、会社のウェビナー録画とYouTube動画の編集をお引き受けしています。録画を送っていただくだけで、伝わる動画に仕上げます。この記事の工程表は、映作堂がふだん進めている順番そのものです。日数の数え方や納期のお約束は、進め方と品質のルールにまとめています。まずは1本、お試しください。